ある小さなスズメの記録
第二次世界大戦下のイギリス。
著者であるクレア=キップス夫人は、一羽の傷ついたスズメと出会います。
スズメは夫人の看病の甲斐あって一命を取り留めたものの、
翼や足の怪我で、野生に帰り生きていくのは難しいと考えられました。
クラレンスと名付けられたそのスズメは、たっぷりと夫人の愛情を受け、
みるみるうちに元気を取り戻します。
そして夫人との暮らしの中、彼は様々な才能が開花し、
空襲で疲れ果てたロンドンの人々の心を癒していったのでした。
夫人がクラレンスを看取るまでの12年間を綴った、愛と敬意に溢れた一冊。
懸命に生きる小さないのちの姿に、背中を押されることでしょう。
解説・小川洋子
絵 ・酒井駒子
- 発行年:
- 2015年
- 状 態 :
-
A 本編後の出版社新刊紹介ページに破れあり 状態について
- 新品
- ほぼ新品
- A (古本として綺麗な状態)
- B (古本として経年変色などある状態)
- C (目立つ汚れや傷み、書込みあり)
- サイズ :
- 文庫判 (105×148)
- 製 本 :
- ソフトカバー
- 出版社 :
- 文藝春秋
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