吉野朔実のシネマガイド シネコン111
「本日は、当劇場に足をお運びいただきありがとうございます。
作品はそれぞれ個性的で皆様、お楽しみ頂けると自信を持っております。
が、人様の趣味はそれぞれ。
ご意向に添えない事もあるかと存じます。
その時はその時。てことで。
なお、上映中は携帯電話の電源はお切りください。
飲食はどうぞご自由に」
シネコン111 劇場主
(まえがきより)
不世出の漫画家、
吉野朔実の映画エッセイが待望の復刊!
映画の目利きとしても知られていた漫画家、吉野朔実によるイラストエッセイ。
『パンズ・ラビリンス』『グッバイ・レーニン!』『ボルベール―帰郷』
『トゥモロー・ワールド』『ダーウィンの悪夢』『殺人の追憶』
『過去のない男』『カポーティ』…。
今では不朽の名作となった作品から埋もれた小品まで、
計111作品が繊細なイラストと独特の視点で紡がれた
文章によって鮮やかに描きだされます。
非常に充実した内容。
読めば読むほど見たくなる。見た後にもう一度読みたくなる。
映画鑑賞のお供に欠かせないような一冊です。
吉野朔実(よしの さくみ)
2月19日生まれ。漫画家。1980年、少女漫画雑誌『ぶ〜け』(集英社)でデビュー。
主な作品に『少年は荒野をめざす』『ジュリエットの卵』『恋愛的瞬間』(集英社)、『瞳子』『period』(小学館)など。
そのほか、書評エッセイや映画コラムの執筆など多岐にわたる活動を展開。
著書に、映画ガイド『こんな映画が、』(パルコ出版/河出文庫)、書評エッセイ『お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き』『お母さんは「赤毛のアン」が大好き』『弟の家には本棚がない』『犬は本よりも電信柱が好き』『本を読む兄、読まぬ兄』(本の雑誌社)などがある。
2016年4月、逝去。
- 発行年:
- 2017年
- 状 態 :
-
A 状態について
- 新品
- ほぼ新品
- A (古本として綺麗な状態)
- B (古本として経年変色などある状態)
- C (目立つ汚れや傷み、書込みあり)
- サイズ :
- B6変形
- 製 本 :
- ソフトカバー
- 出版社 :
- エクスナレッジ