ウイスキー アンド シネマ 琥珀色の名脇役たち
ウイスキーの名ショット×47本!
すご腕のスパイ、しがないサラリーマン、失恋した学生、世界をまたにかける企業戦士、人生に疲れた中年男、そして一国の首相まで……。
ありとあらゆる映画の登場人物が手にするグラス、あるいはボトルのなかで、琥珀色の輝きを放つ「ウイスキー」。
それはたんなる小道具としてだけではなく、ときには主役を食ったり、人物の心理状態を代弁したり、
また物語の謎を解く重要な鍵になったりと、いわば“ 演技派の名脇役”として見ることもできます。
スコッチ、アイリッシュ、バーボン、ジャパニーズなど種類・銘柄もさまざまに、
本書ではそのようなウイスキーがフィーチャーされた映画47作品を取り上げ、
軽妙な文章と映画の雰囲気を伝えるイラストで見どころを紹介。
映画とお酒にまつわるコラムや映画作品リストも収録し、映画とウイスキーが2倍にも3倍にも楽しく、
また美味しくなる内容になっています。
内容
『アンナ・クリスティ』 …「ウイスキー」がはじめて音声になった映画!?
『処刑遊戯』 …オールド・クロウが似合う男
『007シリーズ』 …ジェームズ・ボンドのウイスキー歴
『ウェイクアップ!ネッド』 …村人たちの魂、アイリッシュ・ウイスキー
『男はつらいよ』 …恋に破れた寅さんを癒す角瓶
『ミスタア・ロバーツ』 …極上!? ニセモノのスコッチ・ウイスキー
『八十日間世界一周』 …イギリス紳士は氷がお嫌い?
『お熱いのがお好き』 …マリリンに愛されたバーボン
『ハスラー』 …これぞ名脇役! J.T.S.ブラウン
『カポーティ』 …初のノンフィクション・ノベルを生んだJ&B
『秋刀魚の味』 …昭和の息吹を象徴するトリスバー
『人間失格』 …〈自分探しの旅〉へと誘うウイスキーたち
『天使のくれた時間』 …もうひとつの人生を甘受させたザ・グレンリベット
『恋する惑星』 …失恋したときはウイスキーをダブルで!
『硫黄島からの手紙』 …来世で味わおう、ジョニ赤を!
『マザーウォーター』 …〈水の精〉が宿るウイスキー
『クレイジー・ハート』 …人生のどん底をともにしたバーボン
『リオ・ブラボー』 …ウイスキーが欠かせない西部劇の酒場
『炎のメモリアル』 …新人消防士をアイリッシュで“洗礼”
『シャイニング』 …狂気の世界へと導くジャック・ダニエル
ほか、全47作品+コラム「おつまみ話」3本を収録
- 発行年:
- 2014年
- 状 態 :
-
ほぼ新品 状態について
- 新品
- ほぼ新品
- A (古本として綺麗な状態)
- B (古本として経年変色などある状態)
- C (目立つ汚れや傷み、書込みあり)
- サイズ :
- 四六判 (128×188)
- 製 本 :
- ソフトカバー
- 出版社 :
- 淡交社