星座の楽しみ

草下英明

今や宇宙旅行が始まろうとしている時代です。
何光年もかなたの星に無関心ではいられません。
古代エジプロの時代より多くの人びとが夢を占い神話や物語に託してきた不思議なきらめきの世界には、実際に素晴らしい夢と大ロマンがあるのですから……。

本書は、四季折々に変わる天体を楽しく、物語風に解説した親しみやすい星と星座と宇宙への手引書。


<春>
春の星座
不動の北極星
怪獣星座
南半球の空の星
星雲(小宇宙)の原
ハレー彗星のこと
月の岩石?!テクタイト
星座も狂うという話


<夏>
夏の星座
天の川宇宙の中心部
七夕ものがたり
北の十字星
太陽の奇説
星の色
火星大接近
真夏のシンボル-さそり座


<秋>
秋の星座
エチオピア王家の星座
秋の一つ星
名月をめぐる話題
クール惑星-木星と土星
アンドロメダ小宇宙
ミラとアルゴル
星にあたった人


<冬>
冬の星座
王者オリオン
犬星シリウス
星はすばる
カノーブスのみえる浜
ラジオ星第一号
双子衛星ジェミニ



星についてのお話を語ってもらっているような読み心地の良い一冊。
古代以前から存在する未知なる宇宙の壮大な存在をあたらめて感じさせられます。