言の森
きっと 人のこころには
言の葉の茂る 言の木があり 言の森があるのだろう
著者が暮らす奈良の街は、中心街でも少し歩けば、人の手があまり加わっていない自然な森が沢山あります。
彼も時間があればよく森の中を散歩するそうです。
その時間は、言葉を拾い集める時間なのか、森を流れる風をただただ気持よく感じているだけなのかはわかりませんが、
彼の詩を読むとそれが大切な時間になっていることがわかります。
人は誰でも言葉を綴ることができます。
日々の暮らしの中の出来事、感じた思い、それがいつのまにか、こころの中で「言の森」となって存在している。
その森の存在に気付くか気付かないかは、人によるかもしれません。
本書は奈良の街、森の近くで猫と鹿とひっそりと暮らす、ある詩人の「言の森」です。
表紙絵はイラストレーターの岩瀬ゆかさんによるもの。
グラシン紙のカバーには、枝がステンシルで一枚一枚、描かれています。
西尾勝彦(にしお かつひこ)
1972年京都生まれ。現在、奈良在住。
詩人、「のほほん製作所」の空想係としても活動。
https://www.nishio-katsuhiko.net/
- 発行年:
- 2012年
- 状 態 :
-
ほぼ新品 状態について
- 新品
- ほぼ新品
- A (古本として綺麗な状態)
- B (古本として経年変色などある状態)
- C (目立つ汚れや傷み、書込みあり)
- サイズ :
- B6変形
- 製 本 :
- ソフトカバー
- 出版社 :
- BOOKLORE
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