遥遥 はるばる

イケダユーコ、小鳩ケンタ

詩から はじまる絵
絵から はじまる詩
遥々、時間と距離を渡って生まれた
絵と詩の作品集。

2016年、奈良・高畑の古民家ギャラリー・ショップ 空櫁で開かれた企画展『うたうことば展』参加に向けて、
小鳩ケンタが「詩に添える絵を描いてほしい」とイケダユーコに依頼したことからはじまった一冊。

小鳩ケンタはこれまで書きためたいくつかの詩をイケダユーコへ送り、
その詩を読んで、あるいはその一節からイメージを膨らませて、イケダユーコは絵を描く。

はじまりから2年後、今度はイケダユーコから、日々描いているいくつかの絵を小鳩ケンタへ送り、
それらの絵に小鳩ケンタが詩を添えていく。



海は　何に　似ているか
おそらく　何　にも　似て　いない



イケダユーコ
画家、イラストレーター。1980年広島県出身。鹿児島県在住。
2004年より作家活動を開始。個展やグループ展をはじめ、
雑誌や書籍のイラストレーションの仕事も行う。
http://ikedayu-ko.com/


小鳩ケンタ（こばと けんた）
詩人、コピーライター。1974年三重県出身。大阪府在住。
2010年より関西を中心に活動を開始。
https://kentakobato.tumblr.com/